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STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2019.03.25

巻きの負のスパイラル!

 チーピン・・・・・・・

 巻き球・・・・・・・・

 
 ”チーピンのメカニズム”


 インパクトの瞬間クラブの先(トゥ側)が落ちる

 トゥダウンになり、左の手の甲側が反り、フェースの面が

 左を向いてしまい球が左に曲って行く。


 
 インパクト以降に手(グリップ)が左に抜けていけば

 チーピンは出ないのだが、思わず手が進行方向に出て、

 いわゆる置きにいくカッコになるとチーピンが出る確率が

 多くなる。


 私の経験上、意外にも上級者のチーピンゴルファーも多い。


 特に練習場や素振り等の練習は殆どなく、ラウンド数が

 やたらと多い方がその傾向にあるように感じる。


 先日、ゴルフをご一緒させて頂いたシングルプレーヤーの

 方もそうだった。

 
 ドライバーで250~260ヤード位飛ばすエネルギーは

 持っておられるのだが、強振したらチーピンで左にOBするから

 そ~とフェアーウェーに置きに行くスウィングで200~210

 ヤードを打ってくる。


 それでも置きに行くスウィングをしているので激しくはないにしても

 左に曲がっていく。

 二打目以降もグリーンの方向に手が出ていくので巻いて

 グリーンの左に外れる。


 この方とご一緒してのイメージは・・・・・・・・

 「コースの左半分しか使っていない」だった。


 左に曲るから怖がって左に振れず手が前に出る。

 すると左に曲る。

 左が怖い・・・・・手が出る・・・・・・

 左に曲る・・・・・・左が怖い・・・・

 左に振れない・・・・左に曲る。
 

 『巻きの負のスパイラル』


 
 私も稀にチーピンを打つことがある。

 コース(ホール)のプレッシャーに負けて手が進行方向に

 出てしまって左に曲げる。

 
 当然、私は左に曲った理由が置きに行ったことだと

 分かっているから次のショットからはしっかりと

 左に振り抜いていきチーピンを回避する。


 しかし、チーピンのメカニズムを知らない方は


 左が怖い・・・・・手が出る・・・・・・

 左に曲る・・・・・・左が怖い・・・・

 左に振れない・・・・左に曲る。


 『巻きの負のスパイラル』に陥る。


 前出のシングル様・・・・・・・・

 強振できないんで

 「ラウンドしててもスッキリしないんですよね」との事。


 チーピン知らずの”のびのび”ゴルフがしたいものだ。



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