NP Golf Studio Atsushi Nakamura Golf  Academy

NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2015.11.25

今のゴルフは簡単!


  
  私が、まだ試合にガンガン出場していた頃、ゴルフ場に所属していたこともあり

  365日ゴルフを出来る環境にあった。

  勿論、試合で活躍したいので一生懸命練習はしていた。

  しかし、練習はしていても定期的に大きなスランプに襲われた。

  スランプに襲われると練習場で弟子に見てもらい「あーでもない、こーでもない」と

  試行錯誤するのだが答えはでず、ゴルフ雑誌やレッスン書に「何処かにヒントはないか」と

  読み漁るが結論は出ることなく、スランプ脱出に時間を要していた。


  
  今は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「努力と根性でトラック一杯の球を打て」の時代は終わり

  世界的なゴルフの理論も安定していて、スウィング解析機のようなデジタル機器を

  使い、目で見てゴルフの練習が出来るようになったからすごく楽になった。

  
  今の私は月に練習場に行けるのが2回、コースが月に1.5回程と

  プロゴルファーにしてはあまりにもクラブを握る時間が少なすぎる。

  しかし、スコアーは今年に入って16ラウンドしたけれども7ラウンドは60台が出ている。

  ベストは65だ。

  1年間大きなスランプにも襲われることはなかった。


  当スタジオにはスウィング矯正の為のドリルが多く存在する。

  私も数少ない練習の中で私も7番アイアンとSWで”11種類”のドリルを使い

  練習するためフルスウィング率は少ない。


  その結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  今よりも何十倍も多く練習していた時よりもスウィングがキレイで

  ピンに飛んでいく確率は、現役の頃より倍増した。


  なぜこのようなことが起きたのか?


  その答えは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  現役時代の私の練習はアプローチを除けばフルスウィングしかしていなかった。

  フルスウィングしかしていないからどこが悪いのか”病巣”の発見が難しかった。

  今の練習は多くの時間帯でドリルをするために非常に合理的にスウィングが出来上がっていくし、

  調子が悪くなりだしたらフルスウィングはせずにドリルばかりとなる。

  だから、現役の頃より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キレイで上手くなった。



  街の練習場で練習をしている方のフルスウィング率は高い・・・・・・・・

  キレイでないスウィング率高い・・・・・・・・・・・・・・・・・

  下手固め率も高い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  当スタジオの会員様でどんどんスウィングがキレイになっていかれる方は

  7番アイアンとSWの二本で10に近いだけのドリルを持っている。

  

  あんなに現役時代に苦労して頭を抱えながら練習して上達が遅かったことを思えば

  ”今のゴルフは簡単”と言えるだろう。

  
  勿論、当スタジオに存在する『ドリル』を使用しないといけないが・・・・・・・・・・・・・・



  『ドリル』の一部は
      ↓
      ↓
      ↓
      中村プロのYou Tube動画レッスンをご覧ください。

 https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
 
  

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2015.11.17

雨が降ったら嫌?


  「今度のコンペ雨が降るみたいなんだよね〜嫌だな〜」

  『雨も降らなきゃ芝生も緑にならんし、米も出来ん』


  「最高気温35度だって、暑そうだから嫌だな〜」

  『灼熱ゴルフ大好き、たっぷり水分摂って、汗掻いて全身の水分が

  入れ替わっている気がして気持ちがいい』


  「寒そうよね。嫌だな〜」

  『寒い冬の時期でも遊べるゴルフって最高』

  
  「風がきつくて嫌だな〜」

  『もっと強く吹け〜。球の低い俺が有利になる』

  ”雨に”

  ”暑さに”

  ”寒さに”

  ”風に”

  天気天候のことをぼやいているゴルファーは結構いる。 
  
  当たり前だけど快晴無風、爽やかな日にゴルフをしたいし

  私だって本音は良い天気でゴルフがしたい。 
 

  しかし、アウトドアーのスポーツのゴルフはどうしても様々な

  天候に出くわしてしまう。
  

  ぼやいたところで天気が変わるわけでもない。

  天気が変わらないのであれば最初からぼやかなければいい。


  「嫌だ、嫌だな〜」って言葉を吐くと、”潜在意識”の中に

  ”嫌だな””苦手だ”が刷り込まれる。

  必然的にスコアーは悪くなる。



  先日の男子のトーナメント『三井住友VISA太平洋マスターズ』の

  3日目終了後のその日伸び悩んだB・ワトソンのコメントが気になった。

  「私の競技人生において雨でいいプレーが出来た記憶がない」


  彼は「雨が苦手」と言い切った。


  メンタルコントロールにもたけている世界の一流プレーヤーがこのような

  コメントしたことに驚いた。

  タイガー・ウッズならこんなことは絶対に言わない。


  いつかのメジャートーナメントで3日目までB・ワトソンがトップに立っていて

  最終日には雨の予報が出ていたら、「勝てないだろうな」と見てしまう。



  難しいとは思うけれど
  
  「雨が降っているから嫌だな〜」を

  「雨が降るから芝生も緑に育つよね」って言葉に置き換えるだけで

  きっとスコアーは良くなるはずだ。



      中村プロのYou Tube動画レッスンをご覧ください。

 https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
 


  

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2015.11.09

54回中ベスグロ!

  上手くなりたくって・・・・

  上手くなりたくって・・・・

  二十数年・・・・・・・・・

  50で会社を引退したのを機に・・・・・・・・・・

  51歳・・・・・・・・・・・

  今年のラウンドはすでに160に迫ろうとしている。

  練習は103日・・・・・・・・・・・・・・・

  周りからは「やりすぎだろう」と言われるが

  ハンディは片手(5以下)にはなりたい。

  クラチャンにもトライしたい。

  
  この方の名はOさん。


  
  そんなOさんがビックなビックな栄光を手に入れた。


  ”第54回NPゴルフ同好会コンペ”で5回目の優勝!!!

  勿論、ただの優勝ならビックなことはないのだが

  54回すべての開催での”ベストグロス”。

  誰もが達成をしていないスコアー。


  アウトでは2バディー2ボギーの36。

  インは2ボギーの38。

  見事なトータル『74』。

  パーオンに至っては14ホールとショットはキレッキレ。

  パター数が34の為、もう少しパターが入っていたら

  500人に一人しか経験のないと言われるパープレー以下の仲間入りだった。


  こんなOさんなのだがほんの1年前まではフェアーウェーウッドは打ったことがない。

  ロングホールのセカンド、距離の残ったミドルホールのセカンド・・・・・・・全部4番アイアン。

  2年前は打つショット打つショット左の林・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  
  今や昔・・・・・・・・・・・・・・

  上手くなられました。


  Oさんには”NPゴルフ同好会”の会員様の目標になっていただきたい。

 
 
      中村プロのYou Tube動画レッスンをご覧ください。

 https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
 
  

カテゴリ:[NPゴルフ同好会 | NPゴルフスタジオ]

2015.11.04

軽い球、重い球!


 
  先日に当スタジオの会員様のシングルプレーヤーのN氏とラウンドした。


  N氏はあまり体型に恵まれておらず、飛距離が出る方ではない。

  九州アマなど多くの試合に参加をするため日頃から飛距離が出ないことを

  嘆いていた。

  そんなN氏は飛距離を出すためにヘッドスピードを上げようとクラブを必死で振る。


  
  風の強かったこの日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  N氏の球はアゲインストでは大きく飛距離を落とし、左右からの風には

  もてあそばれコントロール不能。

  その逆で私の球は風に大きく影響されることなく飛んでいく。

  N氏が言った。

  「なぜプロの球は風の影響が少ないのですか?」


  
  答えはN氏は『球が軽い』からで私は『球が重い』からだ。

  『球が軽い』・・・・・・・・・・・

  小さな筋肉(手、手首、腕)でやみくもにヘッドスピードを上げようとする。

  トップでのフェースがオープン気味。

  インパクトで手よりヘッドが先行するハンドレート。

  球の回転数が多い(ドライバーで通常2500〜3000回転)


  『球が重い』・・・・・・・・・・・

  大きな筋肉(背中や大腿部)を使って強く叩くというより揺れて球を押すイメージ。

  トップでフェースが若干シャット(クローズ)気味。

  インパクトで手がヘッドより先行するハンドファースト。

  球の回転数が少ない。


  
  風の強い日のスコアーが悪い。

  ラフからのショットが苦手。

  傾斜からのショットがよく失敗する。

  サンドウェッジのショットがだるま落としになる。

  球が吹き上がっている気がする。


  ・・・・・・・・・・に心当たりのある方は

  『球が軽い』可能性がある。


  今、N氏は大きな筋肉を使って『重い球』を打つことにトライしている。


  『重い球』を打つと直進性が増し、ヘッドスピードはさほどでもないのだが

  意外とよく飛んでいく。

  女子プロがヘッドスピード40m/s前後で240ヤード飛ぶ理由だ。


  『重い球』を打ってゴルフの”質”を上げたい。



      中村プロのYou Tube動画レッスンをご覧ください。

 https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
 
  

 

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2015.10.28

10月30日!

  私は10月30日に23歳の誕生日を迎える。


  トーナメントに出場したくって・・・・・・・・

  プロゴルファーになりたくって・・・・・・・・

  ゴルフで食べていきたくって・・・・・・・・

  そんな思いで18歳まで育った福岡を離れ、兵庫のゴルフ場に

  プロ見習い研修生として入社した。

  しかし、当時はバブル経済真っ只中、夜明けから夜遅くまで仕事、仕事、仕事・・・

  練習なんてほとんどすることが出来ない。

  そんな中で夜中に練習場に足元だけ明かりを照らして球を打ったり、

  月明りでアプローチの練習をしたり、まだ真っ暗の早朝に数ホールラウンドしたりと

  限られた時間の中で腕前を上げていった。


  そして、6年半の月日が経ち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  平成4年10月30日、24歳で

  プロになった。



  当時は今と違ってプロテストの受験生も多く(数千名)、

  合格すると次の日のスポーツ新聞やゴルフ雑誌には顔写真は当然のことながら

  身長や体重などのプロフィールなども載る。

  平成4年10月29日までは「研修生の中村君」と呼ばれていたが

  平成4年10月30日以降は「中村プロ」と呼ばれるようになった。

 
  実年齢47歳・・・・・・・

  プロゴルファーとして23歳・・・・・・・・

  人生の半分がプロゴルファー・・・・・・・


  毎年10月30日が来ると色々なことが思い出される。

  プロテスト合格の最高に幸せだったあの日から

  試合や人との出会いや嫌なことや人生のピンチや

  多くの紆余曲折の人生を送ってきた。

  プロゴルファーを目指したことを後悔したことも1度や2度ではない。


  23歳になった今でも心の底から『プロゴルファーで良かった』とは言えない。

  
  今から10年20年先に『プロゴルファーで良かった』と思える日が来るのかは

  今は分からないが、今を一生懸命に生きていく。


  23歳の今の最大の任務はNPゴルフスタジオの会員様のゴルフライフの

  向上のお手伝いに尽力する。


  
  普段は発泡酒なのだが10月30日はヱビスのビールで乾杯する。



     中村プロのYou Tube動画レッスンをご覧ください。

 https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed



  

カテゴリ:[プロゴルファー『敦』 | NPゴルフスタジオ]

< 前のページ 次のページ >