NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ
2015.10.19
運動場or工房？
２時間打ち放題・・・・・・・
キャディバックを打席の後ろに”ドン”と置き、颯爽と抜いたクラブは
ドライバー。
一心不乱に振り回す。
掻いた汗を拭うことなく。
スライス、フック、ダフリ、お構いなく。
何度かクラブチェンジはするものの、すべてのクラブで”フルスウィング”。
そして２時間が経った・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこには大汗を掻き、息を切らせた、充実感でいっぱいのプレーヤーがいる。
はたしてこの方は上手くなったのだろうか？
球を打つ能力は上がっただろうから、僅かにスコアーに反映されるかもしれないが
もしかしたら
練習という名の『下手固め』をした２時間だったかもしれない。
この方の打席は”運動場”に見える。
当スタジオの打席は”工房”だ。
パーツ、パーツの練習をし、症状に合わせたドリルをして
理に適ったきれいなスウィングを組み立てる。
勿論、工房なので多くの設計図は用意されている。
そしてその”工房”出身の当スタジオの会員様は。
２時間の打ち放題・・・・・・・・・・・・
持って行ったクラブはSWと７番アイアンおまけでドライバー。
大の練習、小の練習、左の練習、右の練習、サンドローの練習、
１番、２番・・・・・・・・・・・・・・・
ドリル（設計図）通りに練習する。
下手固めはしない。
「練習場でNPの会員さんってすぐわかりますよね」って
よく会員様に言われる。
勿論ドリルを多く取り入れた練習をしているからだ。
ただ、私にとってジレンマがある。
当スタジオに入会当初はドリル通りに練習しいっきにスウィングが
きれいになりゴルフのレベルが上がった方がある時期を境に
ドリルをやらなくなってフルスウィングの練習しかしなくなる。
すると”工房”が”運動場”となってスランプに度々襲われるようになる。
ゴルフ歴が何年になろうと幾ら上手になろうと
練習場の打席は”工房”であっていただきたい。
”工房”への入り口
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カテゴリ：[ゴルファー | NPゴルフスタジオ]
2015.10.14
歩く広告塔！
当スタジオの会員様がアウトドアの練習場で練習をしていると
結構、他のお客様に声を掛けられるらしい。
「いいスウィングですね」
「きれいなスウィングやね」
続けて
「どこで習ってるの？」
会員権を持ってホームコースでラウンドしている方が
いつもの仲間といつものようにラウンドをしていると
「あなた最近飛ぶようになったんじゃない？」
「最近、なんか変わってきたよね」
「久しぶりだけど、すごくきれいになってるじゃないの」
続けて
「どこで習ってるの？」
飲み屋で食事をしている会員様が
「最近ゴルフにハマっているんだよね」に対し店員が
「幾つくらいで回るんですか」と聞くと
「今、二年目だけど９０はあまり超えないかなぁ」
続けて
「どこで習っているんですか？」
年に２回の職場のコンペに出場した若い会員様が
半年前には１４０前後のスコアーだったものが
１００前後ながら見事なスウィングで上司をビックリさせ
「どうしたんだ。この半年何があったんだ」に対し
「習ってるんです」
続けて
「どこで習ってるんだ？」
前出の方は家に帰り直ちにネットで『NPゴルフスタジオ』を
検索し問い合わせをしてくる。
後出の方は当人に
「紹介して」と言う。
後々出の方もやはり、検索をするか
「紹介してください」と言う。
後々後出の方も興味を持って当スタジオを検索する。
””歩く広告塔””
当スタジオはフリーペーパーやチラシなどの広告は一切打っていない。
しかし、問い合わせが尽きることはない。
””歩く広告塔””が
練習場に・・・・・・・・
コースに・・・・・・・・
飲食店に・・・・・・
職場に・・・・・・・
出没するおかげで当スタジオの広告宣伝費は
”０円”ですむ。
””歩く広告塔””が存在する限り当スタジオは安泰だ。
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カテゴリ：[NPゴルフスタジオ | NPゴルフスタジオ]
2015.10.05
ありがたいお言葉！
「もう中村プロなしの人生は考えられない」
いつも金曜日の仕事終わりにレッスンの予約をし車で１時間半かけて
当スタジオに通っていただいている３０代男性が突然言った。
「後ろで前の人のレッスンを聞いてたけど、簡単に治してしまうプロは
名医よ、名医。」
NPゴルフ同好会コンペの打ち上げで、その筋の名医のお医者様がそんなことを
言ってくれた。
「プロに出会えた奇跡に感謝です」
そんなメールが４０代男性から送られてきた。
「体験レッスンいろんなところ行ったけど、先生がダントツでした」
真面目にゴルフに取り組む３０代男性
「先生の体験レッスン衝撃でしたよ。今でも忘れませんよ」
将来、トップアマになるであろう２０代男性
「この人を上手くするためにはどうしたらいい」
「この人の病巣はどこだ」
「ここを治して・・・・ここに副作用が出て・・・・ここはいじれない・・・
ではここを・・・・方程式が繋がった・・・・いける！！」
師匠のレッスンの手伝いを始めてからもう２７年もゴルフのレッスンをしている。
その間、気を抜いたことは一度もない。
その結果、この歳になって前出のようなお言葉をいただけるようになった。
これからも”へんちくりんスウィング病”の病を治す、名医でいたい。
これからゴルフを始める方にとっての私は・・・・・・・・・芸術家
キレイな作品を作ってみせる。
心から会員様の最高のゴルフライフのお手伝いがしたい。
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カテゴリ：[プロゴルファー『敦』 | NPゴルフスタジオ]
2015.09.29
人生の経験値を使う！
フェースブックに当スタジオと提携しているゴルフショップ
”パワーゴルフ”さんの美人店長のブログがアップされたから
のぞいてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイトルに『アプローチは人生の経験値を使う』とのこと。
「どこかで聞いたことのある言葉だな」と思いつつ投稿の内容を読んでいくと・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/powergolf/diary/detail/201509280000?fb_action_ids=566936040125495&fb_action_types=og.comments&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B983740628334635%5D&action_type_map=%5B%22og.comments%22%5D&action_ref_map=%5B%5D
「俺のことかい！！！」
人間は幼少のころからボール、石、靴、丸めた紙屑等、様々な物を３０年、
４０年、５０年・・・投げてきたはずだ。
ティッシュを丸めてゴミ箱に投げようとした時、大きくゴミ箱からずれるだろうか？
入らないまでも近くには投げることが出来るはずだ。
２〜３歳の子供にボールを投げてあげる時、身をかがめその子の手元めがけて
下手投げで優しく投げる。
その結果、やはりそのボールはその子の手元にピンポイントで投げることが出来る。
アプローチの上手い方は例外なく
『人生の経験値』を使っている。
１０ヤード位の近距離のアプローチで大きく開いたスタンスで
グリップを長く握っている方は全く『人生の経験値』は使っていない。
反対に『人生の経験値』を使っている方は
まさに「私はあそこに打ちます」と言わんばかりの大きさのアドレスを取り
「あそこに打つよ、あそこに打つよ」と雰囲気のいい素振りをする。
アプローチって１m打つ場合、６m打つ場合、１０m１０cm打つ場合、
１７m１３cm打つ場合・・・・のように”億”とか”兆”とか”京”のシュチュエーションがある。
その多くのシュチュエーションの中から的確なスタンス幅やグリップの握る位置、
ボールまでの距離どうやって決めたらいいのか？答えは。
『人生の経験値』を使ったらいい。
巷で言われるのに、テークバックをひざの高さまで上げると何ヤード、
腰の高さで何ヤードや７時の位置なら何ヤード、８時の位置なら、９時なら・・・・・
あまりにもアバウトすぎて小さな距離感はまず出ない。
”距離感”は言葉のごとく・・・・・・・・・・・・・・・・・感・・・・感・・・・
数十年の『人生の経験値』を使って”感”を振り絞れば１０cm単位で
アプローチすることも可能だ。
アプローチではないのだが当スタジオの女性会員様の話。
６９歳を前にして当スタジオでゴルフを始めたこの女性、当然のことながら
ご高齢のため他の方よりも相当ハンディーがある。
しかし、この女性、始めたころからパターが上手く４０パットはたたかない。
その理由と考えられるのが若いころからの”マジボーリング”だ。
ボーリングは達人の彼女はボールの大きさは違えどボールが『ゴロゴロ』
転がっているのはイメージが湧いているのだろう。
彼女はパターに『人生の経験値』を使っている。
先日のレッスンでは「１０６でした」とベストスコアーの報告を聞いた。
パターやアプローチという小技は勿論、大量に練習出来たらよいのだが
一般の方はそうもいかない。
だからこそ、今まで生きてきた経験値を無駄なく使おうする気持ちが
今までよりも”感”が働き、良い結果が出る可能性が高まる。
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カテゴリ：[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]
2015.09.21
ゴングが鳴る！
♪テテテ〜♪テテテ〜♫テテテッテッテ〜♫
♪テテテ〜♪テテテ〜♫テテテッテッテ〜♫
「ロッキーのテーマで気合の入った選手が入場してきました。
今まさに世紀の戦いが始まろうとしています。そして今、戦いの
舞台に立ち大きく深呼吸をしました。」
「入場を終えた選手はお互いの健闘を称え、手を合わせました。」
「戦い前の静けさ、今はその時を待つばかり」
「選手の息使いがここまで聞こえてきます。」
「グルグルと腕を回し、緊張をほぐしている様にも見えます。」
「あとはゴングを待つばかり」・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『カァ〜〜〜〜〜〜ン！！！！！！！』
「フォア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「OBです。」
朝のティーグラウンドで毎朝繰り広げられる光景。
鼻息『ぶほぶほ』 顔は真っ赤、もの凄い勢いで振りまくる素振りは
壊れた扇風機のごとく・・・・・・・・・・・・・・
ティーグラウンドが”リング”と化している。
『カン カン カン カン カン カン カ〜〜〜ン！！！！！！』
「なんと〜〜〜〜１回〜〜〜KO負けです〜〜〜〜〜」
ってなゴルフもいいけれど。
ゴルフは
”紳士淑女のスポーツ”
ゴルフ場には１８の顔を持つ敵がいる。
１番ホール・・・・２番ホール・・・・・・・・・・
すべてのホールを殴り飛ばせることはない。
どこかでぼこぼこに殴られる。
私も若い時はティーグラウンドは”リング”だった。
しかし、４７歳になった今では殴られるが嫌なので少し大人になったのか
ティーグラウンドは”茶話会”の会場のようになった。
私は日頃のレッスンでは戦わない方を教える。
『ち〜〜〜〜〜〜〜〜ん』・・・・・・・・・・・・・・・・・ご愁傷様です。
救い出したいです。
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