NP Golf Studio Atsushi Nakamura Golf  Academy

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STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2022.11.21

素振り速いは悪いスウィング!

 
 数年前の某ゴルフ雑誌に

 「プロは実際に球を打った時のほうが

 全力で素振りをした時よりも

 ヘッドスピードが速い」と載っていた。


 「そんなことは無いだろう?

 素振りの方が速いだろう」と疑いつつ

 自分でも試してみた。


 すると、明らかに実際に球を打った時の方が

 全力素振りよりヘッドスピードが速い。


 続けてそのゴルフ雑誌には

 「アベレージゴルファーは実際に球を

 打った時よりも

 素振りの方がヘッドスピードは速い」と

 載っていたので

 数人の会員様で試したところ

 ほとんどの方が素振りの方がスピードが出ていた。


 その結果・・・・・・・・

 
 プロは何処にも無駄が無く

 エネルギー効率のいいスウィングをしているから

 実際に球を打った時の方が速くて

 
 アベレージゴルファーは

 エネルギー効率の悪い

 無駄の多いスウィングをしているから

 無駄の少ない素振りの方がスピードが速くなると

 考えられる。


 私はよく

 『素振りベッピン』というセリフを使う。


 実際に打つと汚いスウィングの方でも

 素振りをしていただくと

 綺麗なスウィングになる。


 少数派ではあるけれども

 素振りを日課に取り入れている方の

 スウィングは綺麗だ。


 私も初心者の頃はよく素振りをした。

 
 練習場でも球をたくさん打つ

 金銭的余裕が無いため

 一球打つのに何回も何回も素振りをして

 球数を抑えていた。


 「球を打った絶対数の10倍素振りして」と

 私のよく言うセリフだ。


 「100球打ったら1000回素振りして」と

 いう意味だが

 当たり前だが実践する方はほとんどいない。



 某雑誌の記事から考えるに


 練習場に通って

 球をたくさん打っても

 エネルギー効率の悪いスウィングを

 身に付けてしまったら

 ヘッドスピードの上がる見込みは

 ほとんどないと思われる。


 それよりも素振りを

 大量にした方がした方が

 ヘッドスピードを上げる近道かもしれない。

 

 このブログをスタジオで書いている時

 シングルプレーヤーの男性会員様が

 来店してきた。


 その会員様に

 「素振りの方が速かったら

 悪いスウィングですよ」と言いつつ

 実験台になっていただいた。


 素振り・・・・・・・

 47m/s


 実際打ち・・・・・・

 43.5m/s


 素振りの方が速い

 悪いスウィングだった。


 この会員様

 「自分でも素振りばっかりしとったら

 47m/sで打てるようになる可能性あるったい」と

 前向きだった。


 
 素振りと実際打ちのヘッドスピード。

 素振りと実際打ちのスウィング。


 似かよって欲しい。



中村プロの動画レッスンをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
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  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

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2022.11.14

転がりの良いパター!

 パティングイップスになる前は

 「プロの球は止まりそうで止まらないで

 伸びますよね」とよく言われた。

 要は転がりの良い球が打てていた。



 以前、所属していたコースは

 高麗グリーンだったため

 転がりの悪い球を打つと

 カップの前で急激に曲がったり

 インパクトをした後

 ポコポコと跳ねたりした。


 そのため、同じ所属のプロや研修生との

 グリーン上での会話は

 「転がり悪いぜ」

 「良い転がりしてるなぁ」と

 転がりの良し悪しの話ばっかりだった。



 転がりの良い球はどう打つか?


 まずは手を使わないこと。

 下半身を微動だにさせないで

 大きな筋肉(背中)を動かし

 ストロークする。


 手で打った時と

 大きな筋肉を揺すって打った時では

 球の伸び(転がり)に差が出る。


 練習をするとしたら

 パターの連続素振りを1分ほど

 するといいだろう。


 下半身をがっちり固めて

 腹筋に力を入れて

 目線は目の下の地面を見つめて

 背中だけでクラブを時計の振り子のように

 動かす。

 1分間・・・・・・・

 
 やってみるとメチャメチャきつい。

 ※参考動画
     ⇊
https://www.youtube.com/watch?v=fEswxNcvgZ8
 
 もう一点、転がりの良い球を打つのに

 大切なことは自分に合ったパターを

 使用すること。
 

 パターにも2度~4度ほどのロフトがある。

 自分のストロークに合ったロフトの

 パターを使わなければいくら良い

 ストロークをしても良い転がりの球は

 打てない。




 転がりの良いパッティング・・・・・・・

 
 手に入れるとカップに球が吸い込まれる。






 オデッセイのホワイトホット5番

 20年以上前のパターだが

 今でも現役のプロゴルファーが

 使用している名器中の名器。


 私のゴルフ人生、出会ったパターの中で

 ダントツに転がりの良いものだった。


 今でも時折使用している。



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2022.11.07

インスタ動画にビックリ!


 「始めに断っときますが右と左の動画は

 違うホールで撮影したものです」



 私はラウンドをする時

 携帯電話をコースに持ち込むことは無い。


 ラウンドのほとんどがラウンドレッスンなので

 電話を掛けることも無いし

 スコアーはスコアーカードに書き込むし

 動画を撮影することも無いからだ。


 しかし・・・・・・・・

 
 家内から

 「インスタにあげる動画を撮ってきて」と

 言われたことと

 その日のラウンドレッスンの相手が

 先日、クラブ選手権を制した

 NPのスーパースターことY様だったことで

 頼みやすかったこともあって

 初めてコースの中に携帯を持ち込んだ。


 そして、ラウンド中にドライバーショットの

 前方からと後方からのカットと

 アイアンの後方からのライン出しと

 3wの後方からを撮影してもらった。


 自分がコースでどんなスウィングで

 打っているのかをほとんど見たことが

 無かったので

 すこぶる新鮮だった。


 そして、その動画をインスタ用に

 編集して貰おうと関西に住む長女に送信した。


 しばらくして

 ドライバーショットのものが送られてきた。


 送られてきた動画を観て

 「マジで」!!!!!!!!!!!


 前方からの動画は4番ホールで撮影したもので

 後方からのものは8番ホールで撮影した。


 それを並べると・・・・・・・・・

 
 1秒たりともずれていない。

 見事なシンクロだ。

 
 二度の素振り

 ボールに寄っていく歩数

 一度ターゲットを見て

 ワッグル

 二度目のターゲット確認

 テークバック

 トップ

 フィニッシュ


 笑いが出るくらいぴったりと一致している。


 唯一の違いが

 フィニッシュを解くタイミングが

 少しずれている。


 その動画がこちら

     ⇊⇊
https://www.instagram.com/reel/CkaAIBJgI3t/?igshid=MDJmNzVkMjY=

 日頃から

 ショットを打つ時のルーティーンや仕草の

 大切さをレッスンしているので

 この動画を観ていただくと

 分かっていただけるのではないかと思う。



 それにしても・・・・・・・・・

 「俺ってプロやね」って思った。


 練習はほとんどしてないけど

 ショット好調の中村です。


中村プロの動画レッスンをご覧ください。
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2022.10.31

30歳になった!

 
 予備予備予選

 予備予選

 一次予選

 二次予選(西日本予選)

 三次予選(プロテスト)


 予備予選からだと何千人が受験をしたのかは

 定かではないが

 最終のプロテストに出場が出来るのは

 僅か120名。


 そして四日間戦って8オーバーまでが合格となる。


 1992年10月30日に

 晴れてプロゴルファーになった。



 高校を卒業し故郷の福岡を離れ

 兵庫のゴルフ場で研修生になり

 5年半、当時は年に2回開催だったから

 18歳から11回受験して

 24歳でプロになった。

 
 当時は今のように

 ジュニアの時からゴルフ漬けで

 学生から即プロになるってことは

 殆ど無くて

 どこかのゴルフ場や練習場の研修生になり

 キャディーやポーターなどの業務をこなし

 隙間時間で練習しプロテストを目指すのが

 一般的だった。


 しかし、私が研修生になった頃は

 バブルの真っただ中。

 
 平日でも全く予約が取れない程

 お客様でパンパン。


 朝、5時に出社してポーター業務で

 数100本のキャディーバックを運び、

 お昼は黒服を着てレストランでウエーター。


 ウエーターが終わるとプレーの終わった方の

 ゴルフバックを管理するポーター業務。


 遅い日は午後9時まで仕事。


 これで残業代も入れて12万円。


 練習時間はゴルフ場の休場日の月曜日か

 真っ暗闇の朝か夜。


 「こんなんでプロになれるか?」と

 疑問になり

 4年半お世話になったゴルフ場を辞めて

 先輩研修生に間に入ってもらい

 新たなゴルフ場に入社した。


 そのゴルフ場は前の所属ゴルフ場と比べて

 大幅に練習時間が増えた。


 その代わり月の給料は7万円ほどになった。


 このゴルフ場に入社して1年後に

 プロテストに合格した。


 辛い、辛い、研修生時代が終わった。

 
 1992年10月30日・・・・・

 
 2022年10月30日に

 30歳になった。


 携帯電話の無い時代、

 プロテスト会場の信楽カントリークラブの

 クラブハウスの公衆電話の前には

 結果報告をするための行列が出来ている。


 今でも嬉しい報告をするために

 テレホンカードを片手に

 列に並んでいた光景が思い出される。



 私がプロになった当時は

 プロテストの近況も

 毎日スポーツ新聞に大きく載ってたり

 NHKではプロテストの結果が流れてたりと

 今よりも大きく取り上げていただいていた。







 今は少し寂しい・・・・・・・・



 30年・・・・・・・・・

 激動だったと思う。


 今はやや静かに時間が流れている。

 老後のことを考える時間も増えてきた。


 「これからもプロゴルファー

 中村 敦をよろしくお願いします」


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2022.10.24

ハンドレートはバンカー苦手!

 「ゴルフのスウィングの中で

 最も悪はトゥダウン

 二番目に悪いのはハンドレート」と

 日頃、私は言っている。


 インパクトの時にクラブの先(トゥ側)が

 下がることがトゥダウン。


 トゥダウンが起きると

 ドスライス、チーピン、ドダフリ、シャンク

 チョロと

 ミスのオンパレードとなる。


 インパクトの時に手がクラブヘッドより

 先行してロフトが立ってくるのが

 ハンドファーストで

 反対に手よりも先にクラブヘッドが

 進行方向に進んでいるのが

 ハンドレートのインパクト。


 ハンドレートの状態でインパクトを

 迎えると

 球がやたら高く風の日が苦手、

 ラフで芝生にくわれて距離が出ない、

 SWやAWでのショットが下をくぐり

 ダルマ落としになる、

 傾斜地が苦手と

 不自由なゴルフを強いられる。


 もちろん当スタジオに新規で

 入会された方で

 トゥダウンやハンドレートの症状を

 お持ちの方は全力で治しに行く。



 世の中のアマチュアゴルファーで

 「バンカーが大っ嫌い」

 「バンカーを避けまっくている」って方は多い。


 バンカーに入ると一回では出ずに

 脱出に複数回かかる方や

 全く出る気配すらない方もいる。


 
 体験レッスンで初めて私のレッスンを

 受けに来られた方の中にハンドレートの方もいる。


 会員様の中にもハンドレートを治療中で

 治りきっていない方もいる。


 その方々に

 「バンカー、苦手でしょう?」と尋ねると

 決まって

 「苦手です」と答える。


 ショットがハンドレート気味の方は

 バンカーショットの時に

 クラブヘッドが早く落ちてしまい

 柔らかい砂なら砂だけ舞い上がって

 距離が出ないし

 硬い砂ならバンスがはねてトップする。



 『ハンドレートはバンカー苦手』


 ショットの時やたらと球が高い方で

 バンカーショットが苦手な方は

 低い球のショットを練習すると

 解決するかもしれない。



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