NP Golf Studio Atsushi Nakamura Golf  Academy

NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2024.12.16

スタートホール軽く打つ?!


 私はスタートホールの

 ティーショットは嫌いではない。


 現役の頃からスタートホールで

 大きく曲がったというイメージは

 あまりない。


 特に後ろの組の方が見ている時などは

 「良い所を見せてやろう」くらいの

 気持ちで打っている。



 ある土曜日・・・・・・・


 レッスンをしていて

 会員様と話をしていると

 会員様が

 「スタートホールはいつも置きにいく」と

 そっと打つような表現を使った。


 その後も別の会員様が

 「スタートホールは軽く打つ」と。


 そのまた後も別の会員様が

 「スタートホールは6割くらいの

 力加減で打つ」と。


 その後も別の会員様が

 やはり「スタートホールは軽く打つ」と

 言った。


 一日で同じような話が4件も・・・・・・


 この4名の会員様のスウィングは

 皆さんお綺麗ではある。


 しかし、

 皆さん良いスコアーを出すことには

 苦労をしている。


 「事故りたくない」

 「無難にいきたい」は

 良いスコアーに繋がらないし

 曲がったり当たらなかったりする。


 変な表現だが

 自分のスウィングを信じて

 『やけくそ』に振った方が

 良い結果が出る可能性が高い。


 スタートホールに限らず

 狭くて打ちにくそうなホールは

 いくつもある。


 そのたびに

 軽く打っているようでは

 良いスコアーにはならない。


 プロ野球の優秀なピッチャーが

 置きにいったり

 そっと投げてはいないだろう。


 きっと

 「打てるものなら打ってみろ」くらいの

 気持ちで投げているのではないだろうか。


 やはりゴルフもスポーツなので

 練習を積んできた自分を信じて

 「OB打ったところで

 命が取られるわけではない」

 「池に入ったところで恋の餌」ってな具合で

 しっかりと振っていきたい。



 私は・・・・・・・・・・


 私でもスタートホールや

 狭いホールは緊張する。


 その緊張するホールで

 躊躇せずに振れたら

 「中村よく頑張った」と

 一人でこっそり感動をしている。


 この感動こそが

 ゴルフってスポーツを

 めいいっぱい楽しんでることに

 なるのではないだろうか。



 もちろん

 前出の4名の会員様への

 アドバイスは

 「自分を信じて

 しっかり振り切ってください」だ。


 置きに行って

 もし良いスコアーが出ても

 『感動』はしませんよ。



中村プロの動画レッスンをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
NPゴルフスタジオのFacebookのページです  
https://www.facebook.com/NPGOLFSTUDIO/
          
  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

  マンツーマンスタイルを貫き

  4スタンス理論も取り入れ

  弾道測定器(Gトラック)を使用し

  ゴルフレッスンをする、

  数少ない室内ゴルフレッスン施設

  インドアゴルフレッスン

  NPゴルフスタジオ

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2024.12.02

強めのパットが出来る方法!


 24歳でプロテストに受かって

 26歳の時に日本プロツアー

 『よみうりオープン』でデビューした。 


 会場は兵庫県西宮市の

 関西よみうりカントリークラブの

 パブリックコースで

 所属ゴルフ場のある兵庫県の宝塚市の

 隣の市である。


 所属ゴルフ場からは車で

 3~40分の距離だ。
 

 初日は午後スタートだったので

 朝から所属先で練習をして会場に入った。


 そしてデビュー戦がスタート・・・・・


 とにかくパットの調子が良い。

 強め強めに打てている。


 ギャラリーで応援に駆けつけてくれていた

 先輩(のちにプロ)も

 「パット、よく打ててんな~」と

 言ってくれていた。


 自分でも

 「こんなに高速グリーンなのに

 よく手が動いてる」と感じていた。


 そんなパットのおかげで

 残り数ホールの終盤で

 ”5アンダー”となった。


 その時、私はボードを見ていなくて

 知らなかったのだが

 前出の先輩がティーイングエリアで

 ティショットを打つ前の私に

 「中村、トップに立ってんで」と

 言ってきた。


 その瞬間、ちょっと意識をしてしまい

 そのホールでOBを打ってしまった。


 情けない・・・・・・


 もしOBを打たずに5アンダーで

 ホールアウトをしていたなら

 デビュー戦トップで

 プレスルーム行きだっただろう。


 もったいないことをした。


 そして、二日目は初日のような

 強気のパティングは影をひそめて

 無難なスコアーで

 何とか予選は通過した。


 初日の強気のパッティングは

 なぜ出来ていたのか?


 それは初日のスタート前に

 所属先の重たい高麗グリーンで

 練習して行ったからだと

 思われる。


 重たいグリーンで練習したから

 勝手に手が動き

 それが強気のパットになった。


 二日目はすっかり高速グリーンに

 慣れてしまい打てなくなった。



 以前にある話を聞いたことがある。


 強気のパットで有名な

 私と同世代の男子プロと

 何度も賞金女王になったことのある

 女子プロが

 宿泊先にパターマット持ち込んで

 練習をするとの話を。


 その話を聞いて当時の私は

 「会場にあんなに素晴らしいグリーンが

 あるんだから、グリーンで

 練習をすればいいのに」


 「重たいパターマットで練習をしたら

 タッチが合わなくならないかなぁ」と

 思っていたことがある。


 今思えば彼らは

 私のデビュー戦の時の様に

 重たいグリーンで練習した方が

 本番の高速グリーンでも

 強めのタッチで打てることを知っていて

 あえてパターマットで

 練習をしていたのかもしれない。


 現実的ではないが

 もし今の私が試合に出場するとしたなら

 宿泊先にパターマットは持ち込むと思う。


 グリーン上ではチキンハートで

 毎度ショート気味の私が

 強気のパットが出来るとしたら

 この作戦しかないだろう。


 弱気パットの方・・・・・・・・

 競技に参加する方・・・・・・・



 前日に重いグリーン(パターマット)で

 練習したら

 パターが入るかもしれない。


 お試しを。


中村プロの動画レッスンをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
NPゴルフスタジオのFacebookのページです  
https://www.facebook.com/NPGOLFSTUDIO/
          
  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

  マンツーマンスタイルを貫き

  4スタンス理論も取り入れ

  弾道測定器(Gトラック)を使用し

  ゴルフレッスンをする、

  数少ない室内ゴルフレッスン施設

  インドアゴルフレッスン

  NPゴルフスタジオ

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2024.11.18

トウを上げたアドレスが正しい!


 スウィングはキレイに見えるのに

 チョロやシャンクなどの

 悪いショットを繰り返す方の中には

 アドレスミスの方も多い。

 
 アドレスミスとは

 本来、構えなければならない

 正しい構えと違う

 構えをしてしまっている状態のこと。


 私も実は高校生の頃

 背筋を反ってお尻を吊り上げる

 アドレスで打っていて

 シャンク地獄に陥ったことがある。


 結局、猫背のアドレスにしたら

 治った。


 私もアドレスミスを犯していた。


 恥ずかしながら今でもラウンドをしていて

 アドレスミスを犯す時がある。


 私のラウンドのほとんどが

 ラウンドレッスンのため

 3名の方を追っかけ回して

 ラウンドをしているので

 活動量が多く疲れてくる。


 特に後半に疲れてきて

 膝を曲げて腰を落として

 ハンドダウンに構えなければいけない

 B2タイプの私なのだが

 疲れから上体が浮いて

 アドレスが高くなってきて

 ヒールに当たったりシャンクしたりする。 


 アドレスミスだ。


 
 普段、レッスンをしていて

 あることを勘違いしている方が

 多いことに気付く。


 それは・・・・・・・・


 アドレスの時

 アイアンのソール(底)の部分は

 地面に全面を触れていないといけないと

 思っている方。


 正しくはトウ(先)の部分は

 浮いていないといけない。


 理由は

 スウィング中にトウが落ちるように

 シャフトが曲がることと

 どんな名手でもインパクトの時には

 若干、アドレスの時より手の位置が

 高くなるので

 あらかじめトウを浮かして構えていても

 インパクトの時に

 全面が地面に触れるようになっている。


 従って

 ソールを付けて構える方は

 インパクトの時に

 トウが地面に当たることになり

 ミスヒットになることが多い。


 要はソールを付けて構えるものだと

 思っている方は

 いくら練習しようと

 キレイっぽいスウィングをしようと

 アドレスミスを犯しているので

 上手くなる確率は低くなる。


 先ほどのラウンドレッスンの時の私も

 疲れて少し手が浮いて

 アドレスをしてしまっただけで

 完成されている私のスウィングですら

 シャンクをするのに

 元々、ソールをべったりつけて

 手を浮かして構えるなんて

 恐ろしい出来事だ。



 もし、ソールを全面地面に

 触れていないといけないと

 思っている方は・・・・・・・・・


 トウを少し上げて構えてみては。


中村プロの動画レッスンをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
NPゴルフスタジオのFacebookのページです  
https://www.facebook.com/NPGOLFSTUDIO/
          
  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

  マンツーマンスタイルを貫き

  4スタンス理論も取り入れ

  弾道測定器(Gトラック)を使用し

  ゴルフレッスンをする、

  数少ない室内ゴルフレッスン施設

  インドアゴルフレッスン

  NPゴルフスタジオ

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2024.09.30

スコアーを良くする条件!

 「池が怖いな」

 「このパット外しそうだな」

 「ダフリそうだな」

 「OBしそうだな」

 
 ミスしそうなことを

 よく口に出す方はいる。


 「あつい、あつい、あつい」

 「さむい~~」

 「風、強すぎやろう」

 「雨、いや~だ」

 
 天候に文句言う方もいる。

 
 本当にゴルフが上手い方は

 心の中で思っていても

 これらのことは言わない。


 ミスを口に出すと

 本当にミスする確率が上がることを

 知っている。


 天候に文句をつけても

 天候が変わらないことを知っているし

 その天候に対する

 対処方法も知っている。


 悪いことを言う癖のある方は

 言わないようにするだけで

 スコアーが良くなる可能性がある。


 
 カートに乗るタイミングが

 悪い方。


 セルフプレーでグリーンに持ってきた

 クラブの置く場所が悪い方。


 プレー中の動線が汚い方。


 打つ前のルーティーンが汚い方。


 あまりお上手でない方が多い。


 上手い方はこれらの動きが

 スマートな方、美しい方・・・・多い。

 

 お上手ではない方は他人のプレーを

 見ていない方・・・・・多い。


 上手なプレーヤーは他人のプレーを

 よく見ている方・・・・多い。


 他人の打った球で風の強さなどの

 情報を得ることもできるし

 グリーンの硬さ、速さ、曲がり幅などの

 情報を得ることもできる。


 上手なプレーヤーは

 他人の打った球から多くの情報を

 盗み取る。


 
 ゴルフのプレーヤーの多くが

 スコアーを良くしたいと思っている。


 練習場に練習に行くのは

 上手くなって良いスコアーが

 出したいからだろう。


 もちろんスコアーアップに

 練習は大切なことだとは思う。


 それ以外にスコアーアップを

 目指すのなら

 『悪いことを言わない』

 『プレー中の無駄のない動線を研究する』

 『他人のプレーをよく見て球の動きを観察する』

 
 これらを実践すると

 必ず、スコアーは良くなってくるはずだ。



中村プロの動画レッスンをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
NPゴルフスタジオのFacebookのページです  
https://www.facebook.com/NPGOLFSTUDIO/
          
  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

  マンツーマンスタイルを貫き

  4スタンス理論も取り入れ

  ゴルフレッスンをする、

  数少ない室内ゴルフレッスン施設

  インドアゴルフレッスン

  NPゴルフスタジオ

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

2024.09.16

ヒールが走るパッティングはショートする!


 「グリーン上でパッティングをすると

 必ずショートするんですよ」と

 常々言っていた男性会員様とラウンドをした。


 この方は高麗グリーンのコースの

 メンバーなので

 そのせいでショートしていると思っていた。


 そんな中でラウンド・・・・・・


 ご一緒したコースはベントグリーンなので

 そんなに重くないのに

 この男性のパッティングは

 ロングパット、ミドルパット

 場合によってはショートパットですら

 大きくショートする。


 何故か?・・・・・・・


 理由が分かった。


 「パターのクラブヘッドを

 真っすぐ引いて真っすぐに

 フォーローを出そうと思っていません?」の

 私の問いに

 この男性は

 「もちろん」と答えた。


 パターのヘッドは

 「真っすぐ引いて真っすぐ出す」と

 思っている方は多い。


 私はよく

 「ヒールが走ってトウ側が

 走っていない」と表現することがある。


 例えばショットの時でも

 正しく振れば

 ダウンスウィングでクラブヘッドの

 ヒール側から降りてきて

 インパクト後にトウ側が

 一気に追い越していって

 エネルギーを発生して

 大きな飛距離を生み出す。


 その逆でフェースを

 真っすぐに進行方向に出していって

 左肘が抜けたようなスウィングになり

 飛距離が出ないって方は

 ヒールが走ってトウが走っていない方だ。


 パッティングでも似たようなことがある。


 小さな動きだから気付きにくいが

 正しいパターヘッドの動きは

 インパクト後は若干ヘッドが返り

 トウが進行方向に出ていく。


 上から見ると

 真っすぐにクラブヘッドが

 動いているというよりかは

 扇型のような感じで動く感じだ。


 前出の男性のパッティングも

 真っすぐにパターのヘッドを

 進行方向に出そうとして

 ヒールだけが走ってトウが

 全然走っていないため

 エネルギーが発生していなくて

 いつもショート(届かない)の

 パッティングになっていた。


 同じような会話は日常茶飯事だ。


 「真っすぐ引いて、真っすぐ出す」って

 考えている方

 いつも「ショートする」って方は

 トウを動かす動きを研究してみては

 いかがだろうか。



 昔、私がトーナメントに参戦していたころ

 某ゴルフ雑誌に仲の良いパター名人のプロの

 パターレッスンの記事が載っていた。


 そのプロは記事の中で

 「パターのヘッドは

 真っすぐ引いて真っすぐ出す」と

 言っていた。


 後日、試合会場の練習グリーンで

 そのプロと会ったので

 ストロークを後ろから観察させてもらった。


 そのプロのパターのストロークは

 真っすぐ引いて真っすぐ出すものではなく

 扇型のストーロークで

 フォローでクラブヘッドは

 若干、返っていた。


 そのプロにとっては

 体感的に真っすぐにクラブヘッドを

 動かしているつもりだったのだろうけれど

 自然に返る動きが入っていた。


 プロは真っすぐと思っていても

 若干のクラブヘッドの開閉はあるはずだ。


 そんな記事を見たアマチュアの方が

 「ショートする。届かない」と

 なってしまうかもしれない。


 気を付けて。


中村プロの動画レッスンをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCkuj4bTLYcppNacI0MPlb4w/feed
NPゴルフスタジオのFacebookのページです  
https://www.facebook.com/NPGOLFSTUDIO/
          
  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

  マンツーマンスタイルを貫き

  4スタンス理論も取り入れ

  ゴルフレッスンをする、

  数少ない室内ゴルフレッスン施設

  インドアゴルフレッスン

  NPゴルフスタジオ

カテゴリ:[ゴルフレッスン | NPゴルフスタジオ]

次のページ >