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STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2024.02.05

アプローチの打ち方が変化した!


 ゴルフを始めた41年前と今では

 クラブも含めてボールやシューズ等の
 
 道具が大きく進化した。


 道具が進化したこともだが

 理論も大きく進化した。


 例えばバンカーショット・・・


 30年ほど前くらいまでは

 「ボールの3~5cmくらい手前の砂を

 叩く」というのが一般的だったが

 今は打ち込まずに

 バンスをすべらして砂を薄く取って

 打つというのいうのが一般的だ。


 もちろん、私も昔に打ち方を取り換えた。



 その他にも

 打ち方の理論は変化を続けている。


 当然、私も時代とともに

 理論をアップデートさせて

 教え方を変えてきた。


 その中でここ1~2年、

 世界中のインストラクターやプロゴルファーの

 アプローチの打ち方のレッスンが

 急激に変わってきた。


 『バンスを使って打つ』


 昔は「ハンドファーストに構えて

 右の手首の角度を変えずに打っていく」

 だったものが

 「手を体の中心に近い位置でアドレスをし

 バンスをすべらして打つ」に変わってきた。


 あるシニアのプロゴルファーは

 自分の打ち方を「昭和」と言っていた。


 このプロも自分の打ち方が旧式だと

 気付いている。


 ある有名な人気プロゴルファーが

 ゴルフ雑誌の中でバンスをすべらせる

 アプローチのレッスンをしていた。


 このプロも10年ちょっと前の

 ゴルフ番組では今の打ち方と違う打ち方を

 レッスンしていたから

 打ち方をアップデートしたのだろう。


 私も現役の頃にはハンドファーストで

 構えて打っていた。


 ハンドファーストで打つことの

 デメリットは球が低くなってしまうことと

 インパクトでリーディングエッジが刺さり

 ダフリやすいことだ。


 低く出てしまうことやダフリやすいことを

 私はフェースを開いて構えることで

 回避していた。


 バンスをすべらす打ち方なら

 フェースを開かなくても球は上がるし

 バンスは地面についているけれど

 リーディングエッジは数ミリ浮いているので

 ダフル心配が減る。


 この打ち方は世界中のプロの

 入射角やインパクトや打ち出し角度などの

 膨大なデーターから生まれた

 科学の詰まった打ち方だと思う。


 ここ一年くらい私も長年付き合ってきた

 アプローチの打ち方を

 変えることにトライしている。


 最近になって少し様になってきて

 今風の打ち方の方が

 ずっとやさしく感じてきた。


 
 今風の打ち方を手に入れて

 今風をレッスンができるように

 自分を鍛えていきたい。


 常にゴルフ理論も打ち方も進化している。


 アップデートしながら遅れをとらないよう

 精進する。



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