NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ
2024.11.25
ハーフ9パット!
『イップス』
主にスポーツの動作に支障をきたし
自分の思い通りにプレーが出来なくなる。
学術的には局所性ジストニアと同義。
神経疾患に分類される。
ウィキペディア
パットとアプローチに
イップスの症状が出て久しい。
パットは20年以上
アプローチは5~6年
グリーンを外すとアプローチがダメなので
簡単にボギーになる。
もしもアプローチが寄ったとしても
パットにイップスの症状が出て
ボギーになる。
ここ数年良いスコアーが出せる
イメージはなかった。
そんなゴルフなので
ゴルフの楽しさは半減していた。
しかし、このままでは終わりたくないし
悔しいので抵抗はしている。
毎日、20分ほどのパット練習は
欠かさないし
アプローチは一日で多い日は
300~500発ほどを練習する。
握りを変えてみたり
ストロークのテンポを変えてみたり
アドレスを変えてみたり
どうすれば手がスムーズに動くかを
研究をしている。
コースでダメで・・・・・・
スタジオで研究・・・・・・
コースでダメで・・・・・・
スタジオで研究・・・・・・
何年も
そんなことを繰り返しながら
今年の7月くらいから少し
症状が和らいできた。
もちろんイップスの症状は出るのだが
以前はほぼ100%症状が出ていたものが
2~30%くらいになってきた。
11月18日のラウンドレッスン・・・・・・
数日前から強風が吹くとの予報が出ていた。
案の定、朝5時過ぎに起床をした時から
吹き抜ける風の音がしている。
ラウンドレッスンで使用する
私のホームコースは両サイドが海なので
強風が吹くことで有名だ。
コースに到着すると風速10~15mの
強風が吹いていた。
「今日は苦労するぞ」
「76なら御の字か」
「80もあるぞ」と思いつつ
イン(10番)からスタート。
左ドッグレックの10番のティーショットは
左すれすれにナイスショット。
セカンドは120ヤードで
海からの立っているのもやっとなくらいの
猛烈なアゲインストを6番アイアンで
スティンガー(超低い球)で打つも
惜しくも左手前のバンカー。
そこからのバンカーショットは
1mに寄った。
私のパットの時の握りは
クローグリップなので
吹き付ける風の中では不安定だが
上手く打ってパーを拾った。
次の11番ホールでは1m30cmくらいに
セカンドが寄ってバーディー。
12番アプローチに若干の
イップスの症状が出て寄らなかったのだが
パットが入ってパー。
13番セカンドは完璧だったが
少しショートしたが寄せてパー。
14番も良いショットだったが
僅かにショートしてこれも
寄せてパー。
やはり風が強すぎて
パーオンさせることが難しい。
15番乗せた場所が悪くて
3パットしてボギーになってしまった。
16番ロングはミスを重ねて
5打目をカラーからパターで打って
ボギー。
17番も良いショットだったが
グリーンまで3ヤードの所にショート。
ピンは手前だったので7ヤードほどの
アプローチが残ったが
これが入ってバーディー。
18番ロングは右手前のピンに対して
右手前のカラー。
4mくらいのカラーからパターを使って打って
入ってバーディー。
1,1、1,1、1、3、1、0、0、
なんとハーフ9パット。
もしかしたら大昔にあるのかもしれないが
ハーフ9パットの記憶はない。
それも3パットがあっての
9パットは人生初だろうと思う。
強風でグリーンには乗らないこの日に
イップス持ちの私が
アプローチとパットでスコアーを
作れた。
正直、嬉しかったし信じられない気持ちで
いっぱいだった。
コツコツとくじけずに練習をしてきて
心の底から良かったと思った。
後半も7ホールまでは良かったのだが
8番のOKくらいに寄せなければいけない
簡単なアプローチを
わずかにイップの症状が出て
1mチョットをやはり症状が出て外して
ボギー。
最終も1mチョットのバーディーパットを
病気が出て外し残念パー。
結局、35 37 72ストローク
9 15 24パットで終わった。
アンダーで終わりたかった。
上がり2ホールが残念だった。
しかし、この日のラウンドは
アプローチとパットに不安がある
私にとって
とても大きなものになった。
イップスの症状が和らいできた
7月以降8ラウンドで
67 73 73 67
69 72 72 72の
11アンダーでラウンドできているし
パットも
30 32 29 27
25 31 30 24
平均28.5パットと
少しまとまってきた。
イップスが大きく出ていた
今年前半の7ラウンドは
75 73 77 76
75 72 74の
18オーバーだ。
今年は現在、15ラウンドで
平均が72.47なので
今年残りの2ラウンド次第では
平均がアンダーで終われるかもしれない。
今年はダメでも
来年は平均がアンダーで終われる
予感がする。
まだまだイップスの症状はあるが
最近は手が動く喜びが出てきた。
楽しくなかったゴルフが少し
楽しくなってきた。
これからも
地道にアプローチとパットの練習を
怠らずにしようと思う。
それにしても・・・・・・・・
3パットありのハーフ
”9”パットは爽快である。
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福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な
マンツーマンスタイルを貫き
4スタンス理論も取り入れ
弾道測定器(Gトラック)を使用し
ゴルフレッスンをする、
数少ない室内ゴルフレッスン施設
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