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STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2025.03.17

感性で探したゴルフ!

 プロを目指していた研修生時代

 私が二十歳くらいの頃

 所属先のゴルフ場での話。


 後にプロになる

 私が所属する研修生の中では

 最も上手い先輩研修生(Iさん)と

 数人の研修生である議論になった。


 一人の研修生が
 
 「Iさんトップの時、ヒールアップ

 しますよね。」

 「意識的ですか?」


 Iさん

 「上がってるか、上がってないか

 知らん」

 「上がってるんなら勝手に上がってる」

 「意識するもんじゃないやろう」


 私

 「僕も上がります」

 「僕も意識してないけど

 上がってしまいます」


 他の一人の研修生が

 「僕は上がらないです」

 「意識して上げた方がいいですかね?」


 Iさん

 「意識するもんじゃないで」

 「上がらんなら上げんでいいんちゃうか」


 今考えると4スタンス理論的には

 Iさんも私も後ろ軸のBタイプだったから

 ヒールが上がって

 もう一人の研修生は

 前軸のAタイプだったんだろうなと

 推測される。


 昔はこんな議論が頻繁にあった。



 「俺ってパッティングの時

 オープンスタンスの方が

 ラインが見えるんよね」って

 誰かが言うと

 「そんなに斜めになったら

 ライン、分らんくならん?」と

 別の人が言う。



 「バンカーでフェース開くの

 苦手っちゃんね~」って言うと

 他の誰かが

 「オープンスタンスで

 フェース開かんと球上がらんやろ~」と

 言う。


 「俺トップで右脇が開いてしまうんやけど

 締めると気持ち悪いっちゃんね」


 4スタンス理論で言うところの

 タイプが違えば

 アドレスも動きも感じることも

 人それぞれってことだ。 


 昔の人たちの多くは

 感性を大事にしていたことが

 くみ取れる。

 
 「気持ち悪い」こと

 「気持ちがいい」ことを理解して

 ゴルフをしていたような気がする。

 

 今のゴルファーはプロやジュニアも含めて

 型にはめられているゴルファーが

 多い気がする。


 数字のデーターがはびこり。

 ○○理論がたくさんあって。

 
 数字や理論でゴルフスウィングを

 作っていって

 感性は無視されている。


 コーチや先生に言われたら

 気持ちが悪い動きでも

 取り入れてしまう。


 どんどん4スタンス理論から

 遠ざかっていく。


 その結果

 本来の素質を生かせずに

 淘汰されてしまった人も

 多いのではないだろうか。


 私はレッスン中頻繁に

 「気持ちが悪かったら

 即、言ってくださいね」

 「気持ちのいい探ししましょう」と

 言っている。


 生徒様に自分の持論を押し付け

 気持ちの悪いことなどを

 強要することなどしない。



 こう握りたい・・・・・

 こう構えたい・・・・・

 こう振りたい・・・・・

 

 気持ちのいい握り方は?

 気持ちのいい構え方は?

 気持ちのいい振り方は?

 
 人それぞれだ。


 感性で探し出した

 オリジナルのゴルフは

 迷走しない。



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  福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な

  マンツーマンスタイルを貫き

  4スタンス理論も取り入れ

  弾道測定器(Gトラック)を使用し

  ゴルフレッスンをする、

  数少ない室内ゴルフレッスン施設

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