NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ
2025.03.10
飛鳥の思い出!
「飛鳥III、2025年7月20日就航」
そんなニュースが新聞に載っていた。
飛鳥IIIとは
日本郵船の子会社の
郵船クルーズ(株)所有の
日本で一番大きな豪華客船。
「もう、IIIになるのかぁ」
「早いものだ」
初代の飛鳥は1991年に就航して
飛鳥IIは2006年から現在まで。
飛鳥IIIが2025年7月から。
1995年1月17日
阪神淡路大震災が起きた。
私も当時は兵庫の宝塚にいたので
家の中の物は
大きく散乱するほどの影響を受けた。
私26歳で長女がまだ生後8ヶ月だった。
そんな1995年1月17日に
初代飛鳥は『オセアニアンクルーズ』と題して
オーストラリアから
タスマニア海の方に向けて
横浜港から出港する予定だった。
この日からさかのぼること数ヶ月前。
私の所属するゴルフ場のメンバー様から
「飛鳥でレッスンをしてくれないか」と
お話があった。
このメンバー様は
(株)郵船クルーズの関係者の方だ。
聞けば
約1ヶ月間ほどの『オセアニアンクルーズ』で
屋上にある鳥かごの練習場で
レッスンをして欲しいとのこと。
二つ返事で了承したかったのだが
1ヶ月の長期間、日本を離れることが
まだ8ヶ月の幼い娘のことが気がかりで
考えさせていただいた。
結果は出港から1週間後に飛行機で
オーストラリアのシドニーに飛んで
途中から乗船するということになった。
もし・・・・・・・
1月17日に横浜から出港の飛鳥に
乗船する予定だったら
前日の16日に横浜入りをしていて
大震災にはあわなかった。
もしそうだとしたら震災にあった
家内と長女を残していくわけには
いかないだろうから
下船をして兵庫に戻っていたと思う。
結果・・・・・・
1週間で色々と段取りをして
福岡の実家の方に二人を
預かってもらい
私はシドニーに飛んだ。
飛鳥での生活は快適だった。
「報酬をいただいた上に
こんな経験をさせていただけるとは
贅沢だ」と思った。
レッスンをする中で
数人の著名な方とも出会うことが出来て
若い私にはとても刺激的だった。
一切光の無い夜の太平洋のど真ん中での
南半球でしか見ることのできない
南十字星(星座)マゼラン星雲には
感動した。
そんな中でゴルフを一度する機会があった。
船の機関長と旅行代理店の方と
グアムでプレーすることになった。
その日は記憶が間違いでなければ
現地は土曜日か日曜日でコース内は
混雑をしていて
スタート時間が遅かったこともあり
日没までに
18ホール回れないかもしれない
状態だったのだけれども
一人のスタッフがカートでやってきて
「ついてこい」と
空いているホールに案内をしてくれて
変則だったが18ホールを
回りきることが出来た。
そして、プレー代を精算・・・・・
お二人はビジターフィー15000円ほど
私、2000円ほど
私はカート使用料のみの金額だった。
その上にこのゴルフ場は
すべてがセルフサービスのもかかわらず
私のだけ
キャディーバックの積み込みや
タクシーまでの積み込みまで
ゴルフ場スタッフがしてくれた。
この時ばかりは
プロゴルフ協会(PGA)の免許証の力の
凄さを感じた。
そんなこともあり
素晴らしい船旅を経験させてもらった。
後日、その年のクリスマスに
家内と長女と一緒に
大阪湾を回る
『ワンナイトクルーズ』に招待された。
音楽に合わせてお尻を振りながら
ダンスをする1歳の娘の姿は
今でも忘れない。
「飛鳥III、2025年7月20日就航」
初代飛鳥に乗船してちょうど30年が経った。
「もう飛鳥もIIIになるんだなぁ」
飛鳥IIIのニュースを見て
短い旅でいいのでもう一度
乗船してみたいと思った。
追伸
当時の関係者から真偽は不明だが
日本国籍の客船でゴルフレッスンをした
初めてのプロゴルファーだと言われた。
中村プロの動画レッスンをご覧ください。
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福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な
マンツーマンスタイルを貫き
4スタンス理論も取り入れ
弾道測定器(Gトラック)を使用し
ゴルフレッスンをする、
数少ない室内ゴルフレッスン施設
インドアゴルフレッスン
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