NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ
2024.09.09
「しつこい」ゴルフ!
昔、トーナメントに参戦し始めた頃
テレビや雑誌で見るような
有名な選手とも
度々、同じ組になることがあった。
若い私は
「名選手なので、バンバンピンに飛んでいき
いつもバーディーチャンスに
付けてくるんだろうな」と思っていた。
しかし・・・・・・・・
いくら名選手でも
いつも調子が良いわけではないので
曲がる日もあるし
グリーンに乗らないこともある。
そんな名選手を見て驚いたのは
「しつこい」
グリーンを外しても
寄せワンでパーを取ってきて
林に入った球を5~60ヤード付近まで
出してきて
1~2ピンくらいに乗せてきて
それを入れる『ガッツパー』など
明らかにショットの調子は悪いのに
崩れていかない。
グリーンにハーフで2回しか乗っていないのに
10パットで35、1アンダーとかって感じだ。
何せ「しつこい」
もちろん、この「しつこい」ことが出来るのは
アプローチ技術とパッティングの
上手さがあってのことだ。
トッププロのほとんどは
ショットもすごいのだろうけれど
それよりも小技が激ウマで
「しつこい」人たちの集団だ。
ある思い出のトーナメントがある。
世界のマルちゃんこと丸山 茂樹プロと
同じ組になった時のことだ。
もう一人のプロもかなり有名な選手であった。
結果的にはそのプロがその大会は
優勝をした。
私の感想・・・・・・・
「あんなに曲がっても勝てるの?」
二日間ご一緒させていただいたが
とにかく「しつこい」
隣のコースに飛んで行ったのに
林越えでバーディーを取ったり
チャンスはものにして
ピンチはしっかりパーをセーブする。
ゴルフって
小技をしっかり身に付けなければいけないと
つくづく思い知らされた。
時を重ねた今の私。
長い間パターとアプローチの
イップスに悩まされているから
グリーンを外したらボギー。
もしまぐれでアプローチが寄っても
ショートパットを外してボギー。
べたピンに付けてもパターを外し
パー。
一時期は
「俺ってもう一生60台は出せないのでは」と
思う時期もあった。
「しつこい」とはかけ離れたゴルフだ。
そんな中で少しでもイップスの症状が
和らいでほしくて
スタジオでパターとアプローチの練習は
サボらずにやっている。
パターは毎日20分ほど7~8年
アプローチは多い日は4~500発ほど
練習をしている。
そんな甲斐あって
パターは8割
アプローチは6割くらい
手が動くようになってきた。
先日のブログに
親友とラウンドをした際
67で回れたことを書いた。
実はその翌週も69で回れた。
2週続けて60台を出すことが出来た。
この2週ともショットの調子は良くない。
それなのに60台で回れたのは
久しぶりに「しつこい」ゴルフが
出来たからだ。
パット数は親友とのラウンドが
27パット
翌週が25パットだ。
調子は良くないけれど
まずまずのスコアーを出せる
「しつこい」ゴルフは
ある意味爽快である。
長い間、忘れていた感覚だ。
今年は12ラウンドで
67、67,69と3回、60台で
ラウンドできている。
最初の67はショットが
絶好調で出せたスコアーだ。
2度目の67と69は
完全に「しつこい」人だった。
もっと「しつこい」人になりたいから
パターもアプローチもサボらず
練習する。
会員様にも
「しつこい」ゴルファーになって欲しい。
中村プロの動画レッスンをご覧ください。
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福岡天神に近く、元トーナメントプロが完全な
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カテゴリ:[プロゴルファー『敦』 | NPゴルフスタジオ]
2024.09.02
親友とのラウンド!
私には大切な親友がいる。
小学3~4年生くらいからの付き合いで
ゴルフ始めたのも一緒
釣りに行くのも一緒
新聞配達も一緒
キャディーのバイトも一緒
某ゴルフ場の会員権を買ったのも一緒
いつも一緒にいた友達だ。
スタジオを開業するときに
金融機関から融資を受けるときの
保証人も快く引き受けてくれた。
今、その親友は東京にいる。
ここ数年、年に一度私と
ラウンドするために
休みを取って福岡に来る。
今年も8月の最後の月曜日に
彼とラウンドをした。
コースは年に一度ほどお世話になる
ゴルフ場を選んだ。
私にとって
このラウンドが今年11ラウンド目で
ラウンドレッスンではない
唯一のプライベートラウンドだ。
同伴者にクラチャンで
ハンディ0のY氏と
親友の会社の方に
お付き合いしていただいた。
年に一度のマジゴルフのために
何日も前からラウンドプランなどを
計画し
僅かではあるが練習もして
この日を迎えた。
10番からのスタート・・・・・・・
正直、結構緊張をしていた。
1打目は思った通り
2打目もまずまずでグリーンを
捉えるもファーストパットで
緊張からイップスの症状が出て
シビアなパーパットが残った。
ものすごく勇気をもって
手を動かしてナイスパーを奪った。
今考えるとこのパットが
この日の一日を決めたのかなと思う、
練習不足、ラウンド不足による
大叩きを警戒しながら
何とかパーを重ねながらホールが
進んでいく。
しかし6ホール目の15番で
とんでもないミスを犯してしまった。
残り92ヤードで軽いアゲインスト。
95~6ヤードほど打てばいい
簡単なショット。
私は58度、52度、PWの
3本持っている。
58度は90ヤード
52度は102ヤードなので
52度で軽めのショットでよかったはずが
何故か「52度でマックス92ヤードだから
52では届かない。PWで95ヤードを打とう」と
52度の距離を10ヤード間違うという
致命的なミスを犯してしまった。
PWで軽く打とうとしすぎたため
大ダフリで30ヤード以上ショートし
ボギーとしてしまった。
ちょっと考えられないようなミスに
自己嫌悪・・・・・・
そんな自分に反省しつつ
17番でバーディーが取れて
前半を36でラウンドした。
後半・・・・・・・
なんとなく地に足がついてきた。
1番からバーディー、パー
バディー、バディー、バディーと
5ホールで4アンダー。
最高の流れだ。
パーを重ね
1ホールを残して4アンダー。
最終ミドルホールの2打目は
フェアーウェーのド真ん中
ピンまで126ヤード、
ピンはグリーンの一番奥
風速2m位のフォロー
「ビトインだ」
ピッチングではフルスウィング
9なら軽めのスウィング
PWと9の真ん中の距離。
そんな中での
ハンディ0のY氏との会話。
Y「125くらいですか?」
私「126」
「Pならフル、9なら軽」
「チョット前上がりなので
強く振ったら左に行きそう」
「9で123を打つ」
Y「僕ならPWだけどな」
結果、40cmに付いて
OKバーディー。
次にY氏の番。
ピンまで115ヤード
若干の左足下がり
私「PW?」
Y「いや、52で行きます」
私「えっ、届く?」
Y「52は103だけど
左が下がっていてロフトが立つから
飛ぶことと球を持ち上げたら
あとは風がピンまで運ぶと思う」
私「僕ならPやけど自分の感性を
信じて打ってみて」
結果、私が思いつかない
作戦でピンまで届いて
バーディーチャンス
良い感性だ・・・・・・・
お互い、いい勉強会になった。
この日、私は6バーディー1ボギー
36 31 27パット
今年2度目の67でラウンドが出来た。
今年、
まだ11ラウンドしかしてないことを思うと
我ながらよく頑張っていると思う。
Y氏も後半34で前半のミスを
取り返してきた。
流石である。
親友は・・・・・・・・・・
かわいそうなほど
パットが入っていなかった。
夜は・・・・・・・
家内、三女も一緒に4人で居酒屋へ。
「お父さんゴルフ上手いって
娘に言ってくれよ」と
親友に言っていたのだが
言わないところが憎たらしい。
ラウンドも夜も楽しい
一日でした。
また来年・・・・・・・・・
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カテゴリ:[ラウンド | NPゴルフスタジオ]
2024.08.26
弾道測定器を導入!
『弾道測定器』
打った球がどれだけ飛んでいるか
どれだけ曲がっているかが分かる
弾道測定器。
私も弾道測定器には
以前から興味があって
日本プロゴルフ協会も推薦する
『SKYTRAK』の導入を
検討したことがあったのだが
当スタジオの打席にセットしにくいことや
レッスンの邪魔になることが
ネックになって
見送っていた。
そんな中7月の末に
SKYTRAKを製造している会社の
営業の方が当スタジオに訪問してきた。
聞くと
SKYTRAKの後継版の
『G TRAK』というのが出たとのこと。
早速、商品を見せてもらうと
SKYTRAKよりも使いやすくなっている。
実際に打席で使用させてもらったのだが
意外に使い勝手はよく
使用するときに簡単に
セットできる。
そこで・・・・・・・
即決、即購入
測定できるのは
球の初速、クラブスピード、打出し角度
バックスピン、サイドスピン、打出し方向
オフライン、高さ、キャリー、ラン
トータル距離
自分で使ってみて
打った感覚と示されたデーターが
まずまず一致する。
十分にレッスンに使えることを確認して
使用を開始した。
使用しだして二週間ほど経つが
確実にあると便利であると感じる。
ただし・・・・・・・
あくまでもスウィングを
良くすることと良いスコアーが
出せるようになっていただくことを
心がけてレッスンをしているので
”数字”のレッスンにならないように
気を付けながら
上手く使っていきたいと思う。
『弾道測定器』
中村の眼力とともに
会員様の役にたってほしい。
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2024.08.19
38年ぶりと三女のデビュー!
私のゴルフの始まりは
42年前の中学2年だ。
ゴルフ代を出してもらえるほど
裕福ではない家庭に育ったので
ゴルフ代は
早朝の新聞配達をすること
で捻出していた。
先日、6月17日に久留米の
筑後の国一の宮『高良大社』を
家内と共に参拝した。
以前から久留米方面に来たら
一度寄ってみたいと思うところがあり
時間にゆとりもあったので
行ってみることにした。
そこを訪れるのは
およそ38年ぶりである。
そこは・・・・・・・・
筑後川沿いの河川敷のゴルフコース
『豆津ゴルフ場』と
『長門石ゴルフ場』
豆津、長門石、共にパー35の9ホールで
グリーンが2つあるので
2周目は1周目と違うグリーンを
狙うってスタイルの
コースだ。
このコースの最大の魅力は
公営の営業のため
プレー代が格安なことだ。
私が高校生の頃
『豆津ゴルフ場』は
日本で一番プレー代の安いゴルフ場と
言われ
私の記憶では平日18ホール
1050円だった。
『長門石ゴルフ場』が
1300~1500円くらいだったと
記憶する。
駐車場に車を停めて
遠目にコースを見学させてもらった。
その景色を見ると
一気に若返り心が高校生に
戻ったような感覚になった。
お金がなかった高校時代
久留米駅まで電車で行って
近くない距離を歩いて
この二つのゴルフ場には
よくお世話になった。
夏休みには平日毎日のように
通っていた。
そんなに通う私に
顔見知りになった係りのおじさんが
18ホール終了後
「もう9ホール行くなら行っといで」と
サービスしてくれた。
そんなことを回想しながら
先日、『大岳ショートコース』を
デビューした三女の事が
頭をよぎった。
「三女をここで回らしたい」
まだ初心者の域の三女の
デビューには
傾斜のないここがいいと
考えた。
そして、8月12日に
それが実現することになった。
コースは豆津より広めの
長門石を選んだ。
兵庫に住む長女も参戦。
長女と回るのは
大寒波のラウンドとなった
20年12月30日以来
3年半ぶりだ。
そこに家内を加え4人でラウンド。
いざラウンド・・・・・・・・
私・・・・・・・・
童心に帰りながらのラウンド。
思ったより広くドライバーも
全然、打つことが出来る。
グリーンも小さく硬いため
簡単にはパーオンさせてくれない。
意外に楽しい。
三女・・・・・・・・・
時折のナイスショットも放つが
もちろん悪いショットも多い。
しかし、思っていたより上手く進んでいた。
長女曰く
「他の子のデビュー戦より
全然マシ」とのこと。
当の本人は悔しかったみたいだが。
家内・・・・・・・・・
年に1~2ラウンド程しか回らない割に
100を打たずにラウンドをした。
長女・・・・・・・・・・
「ゴルフ大好き」と言うだけあって
良い球もたくさん打っていた。
驚いたのはアプローチが激ウマ。
イップスの私としたら羨ましい限りだ。
84?でのラウンドは立派である。
楽しい一日であった。
ロングホールの三打目を打つ時
カートを運転する長女に
「距離計、見らんで」と告げた。
残り距離はあきらかに80ヤードを
切っていた。
常々、会員様にも
「80~70ヤード以内になったら
距離計を使わずにカンで打つ」と
言っていることを長女は
知っているから
あえて彼女にその旨を伝えたら
撮影を始めた。
そのときのやり取りを
NPのインスタにあげた。
https://www.instagram.com/p/C-nD_dpvWGL/
距離感は数値化せずに
カンで打ったほうがいいと思っている。
あのときのショットも
今でも何ヤード打ったかは知らない。
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2024.08.12
ハンドレートは悪!
『ゴルフのスウィングで
最も悪いことはトゥダウン
次に悪いのはハンドレート』
ハンドレート・・・・・・・
インパクトの時にグリップより
クラブヘッドが先行して
クラブのロフトがやや上を向いている
状態。
手が先行してインパクトする
ハンドファーストの
真逆のこと。
ハンドレートでゴルフをしている方
球が高い
ラフが苦手
風の強い日にスコアーが悪い
傾斜地が苦手
バンカーが苦手
アイアンが飛ばない
SWなどのウエッジがダルマ落としになる
ハンドレートの方のゴルフは
いろんなトラブルに見舞われやすい。
先日、スタジオでのレッスンで
いつもハンドレートを
指摘させていただいている30代の
男性の方との
ラウンドレッスンがあった。
この方のハンドレートの症状は
重症ではないけれど
明らかにハンドレートだ。
日頃もレッスンで
「球、高いでしょう?」と
何度もお聞きしていたのだが
本人は
「わからない」と言っておられたので
「今度のラウンドレッスンの時
私の球の高さをよく見ていてくださいね」
「場合によってはあなたの球は
私より倍くらい上がっているかもですよ」と
言っていた。
そしてラウンドレッスン当日。
風速が7~9mほどの
強めの風が吹いていた。
案の定、この方の球は風に翻弄されている。
私の予言通りアイアンショットは
私の倍くらいの高さが出る。
球が高いため
フォローではバカっ飛びして
アゲインストでは全く飛ばない。
フォローの時はドライバーで
私と10ヤードほどしか変わらないが
アゲインストだと60ヤードほど
離される。
そんな感じでラウンドをしていたので
本人も自分のハンドレートの症状を認め
風に対応しようと
クラブチョイスなどを
しっかり考えながら回っていた。
そして、後半の10番ホール・・・・
強いアゲインストの風のセカンドショット。
私の「私なら2クラブ半くらい
大きめのクラブを持ちますね」に対し
この方の選んだクラブは・・・・・・
残りは打ち下ろしの100ヤードほどで
風がなければ95ヤードくらいでいい感じ。
私はこの方のスウィングを撮影していたので
球は見ていなかったのだけれど
隣にいた方が打った球を見て
「高っ」と言ったので
よっぽど吹き上がりながら
飛んで行ったのだろう。
結果は1mほどにナイスオンで
バーディーを奪った。
「何番で打ったんですか?」の
私の問いに対し
「7番で」とのこと。
結局、50ヤード以上も風に戻された。
「よく7番を持ちましたよね」との私の問いに
「普段なら9番くらいを握って
大ショートして、なんで~~って
言ってると思います」
「風に弱い事を自覚して打ちました」と。
後日・・・・・・・・・
ハンドレートを直すレッスンを施した。
「当たりがぶ厚くなりました」とのこと。
風に負けない強い球が打てるよう
願ってます。
『ゴルフのスウィングで
最も悪いことはトゥダウン
次に悪いのはハンドレート』
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