NP Golf Studio Atsushi Nakamura Golf  Academy

NP GOLF
STUDIO BLOG鬼か仏か?! 中村敦プロのブログ

2022.04.25

左肘を曲げる!


 数年前70代の高齢の男性が

 体験レッスンを受けた。


 その男性は体験レッスンの直後に

 ドライバーの飛距離が40ヤード伸びた。


 この男性は

 『左の肘を伸ばさなければいけない神話』に

 騙されていたのだ。


 この男性、凄く研究熱心で

 型にはめすぎる傾向があった。


 私はこの方に

 「トップで左の肘を曲げましょう」と

 提案した。


 即、この方は

 「左の肘は曲げてはいけないのでは?」と

 聞いてきたが

 私は

 「曲げれるだけ曲げて取り敢えず

 打ってみてください」と言った。


 すると

 ヘッドスピードが8m/s上がり

 170ヤードから210ヤードとなった。


 元々、この方のトップポジションは

 左の肘を伸ばしている為

 胸の高さ位までしか上がっていなかった。


 若い頃は肘を伸ばしていても

 大きなトップを取れていたのかもしれないが

 齢がいって身体の可動域が狭くなってきて

 上げれなくなっていた。


 それをカバーする意味で

 「トップで肘を曲げましょう」を提案した。


 肘を曲げることで

 クラブヘッドは大きく動き

 ヘッドスピードが上がった。


 日頃のレッスンの中でも

 可動域の狭い方には左肘を曲げることを

 提案することがある。

 
 その方々の多くは飛距離が伸びる。



 『左の肘を伸ばさなければいけない神話』を

 信じている方は意外に多い。

 
 私の世代の前の世代のプロなどには

 左の肘が曲がっていたプロは多くいた。


 尾崎建夫プロはそのいい例だ。


 身体が硬くて

 飛距離不足を感じている方は

 トップポジションで左肘を曲げることを

 試していただきたい。


 
 70代の男性の距離が40ヤード伸びた時

 それを見たこの方のお知り合いが

 大量に当スタジオに入会した。

 
 皆さん70代男性・・・・・・・・


 会員様の平均年齢が一気に跳ね上がった。



中村プロの動画レッスンをご覧ください。
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2022.03.21

正しいグリップ探し!


 クラブを握る時・・・・・・・

 目で手を見ながらグリップをする方の

 ほとんどが自分に合っていない

 握り方をしている。


 「汚い握り方だな~」と思う方も

 自分に合っていない握り方をしている。


 何万ものグリップを見てきた私が

 「違和感を感じる」グリップを

 されている方は

 握り方が間違っている可能性は高い。



 フィンガーグリップ・・・・・・

 パームグリップ・・・・・・

 インターロッキング・・・・・・

 オーバーラッピング・・・・・・

 フック(ストロング)グリップ・・・・・

 ウイークグリップ・・・・・

 スクエアーグリップ・・・・・



 4スタンス理論でいうところの

 Aタイプはフィンガーで握った方が

 気持ちが良いし、

 Bタイプはパームの方がいい。

 
 それをAタイプがパーム、

 Bタイプがフィンガーで握ると

 本人も気持ち悪いし

 見た目にもいびつなグリップになってしまう。


 案外、レッスン書やユーチューブなどで

 自分と反対のタイプのものを

 仕入れてしまい、汚いグリップに

 なってしまう方は多い。

 
 

 綺麗なグリップの条件


 1 握ってて気持ちが良いこと

 2 振りやすいこと

 3 見ない(確認作業が無く)で握れること

 4 何球打っても握り直さないで打てること


 1や2の反対で振りにくさを感じたり

 違和感だらけの握りは論外だ。


 3の反対で握るたびに

 「親指はここにセットして」等のように

 確認作業をしながら握る方は

 違和感はあるが

 「このように習ったから」と

 作り込んでしまっている。


 4が一番大切で

 本当に正しいグリップをしていたら

 球を打ってフィニッシュに行って

 静かにクラブヘッドをアドレスの位置に

 戻した時に

 クラブフェースが”どスクエアー”に

 なっていて

 握り直さないで次の球を打てる。


 間違ったグリップだと

 殆どの場合はフェースが左を向くため

 握り直すことになる。



 グリップ・・・・・・・

 
 生身の身体とクラブが触れる場所。

 ここを間違うと良いスウィングは無い。


 綺麗で気持ちの良いグリップ探しが

 ゴルフ上達の近道だ。



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2022.03.07

ラフから大きめのクラブで打つ?!

 「7番で狙う距離だったけれど6番で打った」



 グリーンまで150ヤードのラフからのショット。

 この方にとって150ヤードは

 7番アイアンの距離なのだが

 ラフからのショットは芝にくわれて

 飛距離が落ちるからと大きめの

 6番アイアンを選択したと言う。


 「ラフで飛距離が落ちるから大きめのクラブを

 選択した」と言う話はよく聞く。


 正しくは・・・・・・・あり得ない。


 
 ラフからのショットは”稲刈り”みたいなものだ。

 稲を刈る時、鎌を持って刃を茎に垂直に当てて

 刈るはずだ。


 ラフを刈り取ろうと思ったら

 一番刈り取りやすいクラブはロフトの

 最もあるサンドウエッジで

 最も刈り取りにくいクラブはロフトの無い

 ドライバーだ。


 ラフで球が沈んでいる時

 ロフトの少ないフェアーウェーウッドを

 使わないことは多くのアマチュアゴルファーは

 知っているはずだ。


 
 7番と6番アイアンでは、

 どちらが”稲刈り”しやすいか?

 当然、ロフトのある7番アイアンである。


 6番で打った場合、7番で打った時よりも

 更に距離が落ちる可能性が高い。

 
 芝生の状態次第では

 7番よりPWくらいのクラブで打った方が

 飛距離が出るケースもある。
 
 

 最近ではすっかりラフの長さが短くなったが

 昔の”全米オープン”のラフは半端なく

 長かった。


 ラフに入ると残り距離が何ヤード残っていようと

 あの屈強な男たちがサンドウエッジで

 出すだけというシーンも多かった。



 性別、体力の違いでも持つクラブは

 変わるだろうが

 ラフに入ったら状況次第では

 半分はペナルテイーだと思って

 次打が打ち易い所に

 ”稲刈り”しやすいクラブで打つ。



 飛距離が落ちるのを加味して

 大きめのクラブを選ぶ・・・・・・

 ・・・・・・・・しないでください。



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2021.11.15

パタパタ、ワッグル!

 「感の良い方だな~」



 グリップ、アドレスを教えたばかりの

 ゴルフ初心者の方で

 いざ、打とうとする時、

 足が小刻みに動き、なかなかテークバックを

 始動しない方がいる。


 「感の良い方だな~」

 「この方はきっと上手くなるだろう」



 『パタパタ』

 『ワッグル』


 『パタパタ』とはアドレスに入った後に

 軽く足を持ち上げ足踏みをすること。


 『ワッグル』とはアドレス後にクラブヘッドを

 小刻みに動かすこと。


 プロのプレーを見ていると

 『パタパタ』『ワッグル』を同時に積極的に

 行っているのが分かる。


 ベテランのアマチュアの方にも

 『パタパタ』『ワッグル』をする方も多い。


 『パタパタ』『ワッグル』をすることで

 球と身体の間合いを計り

 「このアドレスなら良いショットが打てる」と

 思われるアドレスを探している。
 


 前出の初心者の方も誰にも教わらないのに

 「このアドレスのまま打ったら

 きっと当たらないだろう」を

 察知して小刻みに動き、

 打てそうなアドレスを探しているので

 なかなかテークバックを始めない。


 
 その逆で

 「感の悪い方だな~」と思う方は

 取り敢えず、球のある場所にクラブヘッドを

 置いたらすぐに打つ方。


 このような方は打つたびに球の位置が

 微妙にずれていて、いろんなミスショットをする。


 
 私はゴルフを始めた頃から

 『パタパタ』『ワッグル』は激しかった。

 大きくクラブヘッドを動かしながら

 足踏みをするため

 それを見た友達によくからかわれたものだ。



 大阪に住む娘から送られてくる

 スウィングの動画を見ても

 アドレスに入りお尻をフリフリし

 足踏みをしクラブヘッドを前方に小刻みに

 動かしている。


 「感のいい奴だな~」


 誰にも教わらずに10ラウンドで100を

 切った理由がこんなところにもあるかもしれない。



 初心者の方が・・・・・・・・・・・・

 
 スピーディーにラウンドしようとして

 『パタパタ』『ワッグル』をせずに打って

 全く当たらず、余計に時間が掛かってしまう。


 良くある話だ。



 スウィングはそんなに悪いと思えないのに

 ミスヒットを繰り返す方は

 『パタパタ』『ワッグル』を

 していないかもしれない。


 感を働かせ、『パタパタ』『ワッグル』で

 上手く打てそうなアドレスを探すことで

 劇的にゴルフが変わる方・・・・・・・・


 かなりの数だと思う。



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2021.10.11

スライス治してハンドレートになる!



 「ゴルフのスウィングで最も悪は

 トゥダウン」

 「次に悪いことはハンドレート」と

 私は思っている。


 ハンドレートとはインパクトの時

 手よりクラブヘッドが先行して

 球に当たること



 ハンドレートの症状・・・・・・


 球が高い。

 アイアンの距離が出ない。

 風の強い日が苦手。

 ラフからのショットが苦手。

 SWのフルショットでダルマ落としになり

 希望の距離が全くでない。

 チョロが多い。


 
 体験レッスンの時、

 スウィングを始めて見せていただいくと

 時折、強烈なハンドレートな方に出会う。


 そんな方にお聞きすると決まって

 「スライスを治すために早めに手を

 返している」と答えが返ってくる。

 場合によっては

 「右足の前で返している」という方もいる。



 スライスの原因にはいろんなタイプがある。


 ダウンスウィングでクラブフェースが

 開いておりてきている。


 アウトサイドインの軌道になっている。

 
 フォローで左肘が抜けている。


 インパクトで手が浮いている。

              等


 そんな中でもダウンスウィングで

 フェースが開いていて下りてくるタイプは

 そのまま、ハンドファーストでインパクトすると

 フェースが開いてインパクトすることになり

 結果、大きく右に曲がることになる。


 そのため

 手首のタメを早くほどき

 クラブヘッドを先行させてインパクトをし

 右に行くのを防止しようとする。


 すると・・・・・・・・・・


 プレーに大きく支障をきたす

 『ハンドレートインパクト』が出来上がる。



 本来ならこのような症状の方は
 
 ダウンスウィングで開いているフェース面を

 閉じて下ろすようにしないといけなかったのだ。


 スライスすることの対処法が

 必ずしも”手を返す”事が正解とは限らない。


 
 ハンドレートのインパクトでは

 大きな上達は見込めない。


 スライスを治そうとして手を返して
 
 球が高い。

 アイアンの距離が出ない。

 風の強い日が苦手。

 ラフからのショットが苦手。

 SWのフルショットでダルマ落としになり

 希望の距離が全くでない。

 チョロが多い。

 の症状が出ている方は

 ただちに治療をした方がいい。



 しかし・・・・・・・

 
 ハンドレートインパクトの治療は

 意外に大変である。



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